2018/11/29
地元大和高田市の若手演奏家グループ『タカディアン+プラス』
ローブラス・イブニングコンサート
高田川に沿って続く、高田千本桜の桜並木もはや落葉の時候、大和高田の街もいよいよ冬景色です。奈良甘樫高等学院・通信制慶風高校奈良サポート校では11月28日に秋の芸術・学校行事のフィナーレとしてイブニングコンサートを開催しました。今年はトロンボーン、バストロンボーン、チューバで編成された、低音金管楽器・ローブラスによる演奏会です。
コンサートとか演奏会は夕方からの方が雰囲気出ない?との生徒の声もあり、開演は夕刻17時にしてみました。今年は思い切ってパリパリの若手音楽家、できれば地元大和高田の音楽家はいないかと探していたところ、発見!その名も「タカディアン+」珍しいローブラスのアンサンブルです。
タカディアン、いいですね、ローカル感満点。皆さん20代の好青年、「これからやってやる!」意気込みというか、エネルギーを感じます。先生方や保護者の皆さんとも栄町とか昭和町とかローカルネタで開始前から盛り上がり、和やかに演奏会はスタートしました。
大和高田の地域コミット音楽団
ローブラスのアンサンブルは珍しいですね。オーケストラでも吹奏楽でも弦楽器ならヴァイオリン、金管楽器ならトランペットが旋律楽器、リード楽器ですので、どんな編曲になるのか楽しみにしていましたが、なるほどこうなるんですね。タカディアンの皆さんは大和高田市コスモスプラザのユウガタLIVEなどで活発に活動していらっしゃいますので、音楽好きの方はぜひ一度聴いてあげてください。
演奏プログラムはバッハのG線上のアリア、ワーグナーのエルザの大聖堂への行進曲など古今の名曲を披露していただきました。チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレは昨年「m.t.パレット」の皆さんによる弦楽四重奏コンサートでも演奏されましたので、学院の生徒たちにもおなじみの曲です。プロ演奏家の弦楽四重奏と金管四重奏で聴き比べ、なかなか贅沢です。
大和高田市愛唱歌「私の生きるまち」
アンコールは来場の高田市民が誰も知らなかった大和高田市の愛唱歌「私のいきるまち」、市制施行70周年を記念して昨年発表された曲とのことですので、タカディアン=大和高田人の面目躍如で大団円となりました。OB・OGや進路が決まった三年生たちやも戻ってきてくれ、前日準備から終日にぎやかな学院でした。
しかし、次の大きな学校行事は卒業式かと思うと感慨も深いものがあります。12月に入ると最後の単位認定試験が行われます。三年生の皆さんは有終の美で卒業を彩ってくださいね。最後になりましたが、ご来校ご協力いただきました、保護者の皆さん、まことにありがとうございました。
なお、当日の写真は「学校行事・活動」ページのギャラリーに、演奏の動画は学院の公式ユーチューブチャンネルにアップロードしてありますのでご覧いただければと思います。動画のリンクはパソコンではホームページの左サイドバー、スマートフォンでは画面下側のバナーまたはこちらをクリックしてください。
学校行事・学習活動リンク集
当日の動画はこちらです
写真はこちらにあります
大和高田市・コスモスプラザのホームページ
最後にタカディアンさんの公式Twitterです