2019/04/14
奈良甘樫高等学院も創立四年目の春爛漫
桜舞い散る新学期・これまでもこれからも!同調圧力ゼロ!集団圧力ゼロ!
奈良甘樫高等学院・広域通信制高校慶風高等学校奈良サポート校も今春で創立四年目、創立第一期新入生たちの卒業にあわせたかように元号が平成から令和に変わります。元号は変わっても、学院は同調圧力ゼロ!集団圧力ゼロ!学院長のありがたいお話、講話の類なし!とことん自由で、教員も在校生も卒業生もメンバーの一人として相互に尊重されるコミュニティとして、本年度も運営してまいります。
今年は三月下旬から四月にかけての冷え込みで桜の開花が遅れた分、新学期は桜ひらひら舞い降りて~♫新しい令和の初年度に相応しいスタートとなりました。学院前は奈良県屈指の桜の名所、高田千本桜ですので、生徒たちは南側から私は北側から桜を師弟競演(?)で撮影してみました。接写が上手ですね、センスあります。高田川沿いの遊歩道は川辺に降りることができるので、桜花シャワーを満喫できます。特に平日は貸し切り状態ですので、贅沢なことこの上ありません。大和高田の期間限定、お勧めスポットです。
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな(詞花集の春歌・伊勢大輔)
文学少女は今も健在!霞立つ桜花爛漫の前期授業・スクーリング開始
さて、学院では4月11日に前期授業が始まりました。続々と登校して来る生徒たち、最初は余裕で初授業の写真撮影などしていましたが、ついには右へ左へ大車輪の大忙し、生徒たちが戻って来ると一日は瞬く間に過ぎていきます。やはり学校は生徒たちがいないと始まりません。今年度は生徒数も増え、より賑やかなスタートとなりました。
学院では入学式は行いません。望んで入学した高校を辞めざるを得なかった転入生や編入生たちの心中は察するに余りあるからです。でも心配は必要ありません、卒業は盛大に華やかに祝いますからね。学校活動のページの卒業生たちの表情を見てください。これは二年後、三年後の皆さんの姿に他なりません。今は静かに温かく皆さんを歓迎したいと思います。
今年度は授業・カリキュラムの面でもより充実した教育プログラムを準備しました。特に進路希望の多い人文・社会系教科は選択できる科目を増やし、生徒たちのニーズに応えられる設定となりました。ちなみに地歴・公民の一番人気は「倫理社会」個人的には日本史や世界史の方が楽しいように思うのですが・・文学少女という言葉はすでに死語かと思っていましたが、学院では文学女子・哲学女子が健在です。和歌山の慶風高校本校の先生方ご尽力ありがとうございました。
キャリアデザインゼミ・元気な卒業生たち
信頼していた三年生たちが卒業し、新入生以上に期待と不安が交錯する日々でしたが、案ずるより産むが易し、新三年生たちが前面に出て企画や運営を助けてくれます。「令和」元年度の卒業生たちもやってくれそうな予感がします。春休み期間中の進路キャリア活動もなかなか活発でした。頼りにしてるよ。
そんな中ある大学のオープンキャンパスに参加した際の出来事です。エラソーな入試広報課のエライ人にやや切れ気味の先生に対して、生徒が一言「先生、言葉が荒れてます」言葉が荒れている!エクセレント!なんて素晴らしい表現!もちろんご機嫌で帰路につきました。言葉使いは大切です、丁寧にしましょう。反省してます。
春休み期間には卒業生や保護者の皆さんから手紙や写真をたくさん送っていただきました。本当にうれしい限りです。入学式の写真からは期待とともに微かな不安が伝わって来るようです。大丈夫ですよ、最もつらい時期はもう過ぎ去りました。これからは幸運に恵まれ、充実した学生時代があるのみです。学院にも顔を見せてくださいね。大学生活の土産話を楽しみにしています。
寂寥感で一杯!春休みのお楽しみ
毎年、卒業式が終わると、春休み期間は深い深い寂寥感や喪失感を感じながら、一人心寂しく咲き誇る桜花爛漫の高田千本桜を眺めることになるのですが、そんな春休み期間のお楽しみはOB・OGたちの来校です。流石にOBやOGに行事予定表は送ってはいないのですが、授業やスクーリングが終わるのを知っていたかのようなタイミングで、三々五々遊びに来てくれます。学院の第一期卒業生たちが早や大学三年生、歳月人を待たず、光陰矢の如しです。
ついつい話が弾んで仕事は上の空になりますが、今もこんなに楽しい時間を共有できるのは幸せなことです。学院のパソコンで就活のエントリーシートをせっせと作って出願している強者OGもいます。おかげで大学生の就活事情にも随分詳しくなりました。卒業しても皆さんは学院コミュニティの一員ですからね。これからもどんどん顔を出してください。
随分賑やかになった奈良甘樫高等学院です
今年度も学院は学院らしく、雨にも負けず風にも負けず、SDGs や ESD の理念と調和する、自由で寛容な個人相互に尊重される、オルタナティブ教育の精神を貫いていきたいと思います。三年前に床もなく、天井もない、空っぽで物寂しいスペースから出発した学院も随分と賑やかになってきました。これまで応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。これからも引き続き、奈良甘樫高等学院をよろしくお願い申し上げます。
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