卒業生・保護者様の声
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卒業生・保護者様の声『VOICE!』序文
卒業生と保護者の皆さまからのメッセージを掲載いたします。長年教員をしてきましたが、彼ら彼女たちが卒業すると、全日制高校に勤めていた時代以上の深い寂寥感や喪失感を覚えます。卒業式が終わると毎年在学中の写真を整理し、個人アルバムを作って皆に贈るのですが、こうしてあらためて眺めていくと、学院の生徒たちは一人ひとり大きく鮮明に写っています。全日制高校時代の思い出は集合写真と共にありますが、通信制高校時代の思い出は個人写真の中にあるように思えます。
卒業生たちはそれぞれ帆を上げ、風を受けて港を離れようとしています。私は岸壁で意気揚々と船出する卒業生たちを見送ります。今年もそうですし、これまでもそうでした。そして、これからも卒業生たちの帰るべき港である奈良甘樫高等学院を守り育てていきたいと思っています。どうか振り向かないでください、今は未来に向かって前進あるのみです。
歳月人を待たず、送る月日に関守なし。卒業生の皆さんと保護者の皆様の素晴らしい未来を祈念申し上げます。
奈良甘樫高等学院 学院長 林 賢治
卒業生の声・VOICE
2023年度(令和5年度)第8期卒業生
自ら行きたいと思える場所
私は高校一年生の頃から少しずつ学校に通えなくなり、高校二年生の始めに奈良甘樫高等学院へ転入学をしました。入学当初は勉強や将来、精神面など色々なことへの不安がありました。しかし、優しく接してくださった先生方や声をかけ、仲良くしてくれた友達に助けられ、学校へ行くことや人と関わることを楽しいと思えるようになりました。体育や行事などで思い出もたくさん作ることができ、短い期間ではありましたが、濃い一年半になりました。皆と離れるのはすごく寂しく、もっとたくさんの思い出を作りたいと思う気持ちもありますが、四月からは新しい環境と新しい同級生たちと共に頑張っていきます。この学院の生徒として学生生活を送り、卒業することができてとても幸せです。本当にありがとうございました。
2024年(令和6年)3月卒業・大阪樟蔭女子大学・健康栄養学部『奥谷美菜さん』
自分の未来を見つけられた
私は奈良甘樫高等学院に転校してとても良い経験をしました。高校一年の時は具体的な将来像をイメージすることができず、またやりたかったことが出来なかったことに不満を持っていました。二年に進級する時、親から転校してみてはと言われ、転入学を決断し奈良甘樫高等学院に入学しました。転入後は、不安や心配事などが付きまとっていましたが、学校行事を通して素敵な友人や後輩、先輩方に出会えたことや、親切で丁寧に教えてくださる先生方のおかげで、自分の将来像をイメージすることができるようになり、今では保育者になりたいと思えるようになりました。甘樫に転校しなければやりたかったことが見つけられなかったと思います。先生方のサポート力は他の高校よりずっと高いものだと思っています。新高校一年になる皆さんに「何の心配もいらない、先生方を信じれば自分のしたいことがわかる」と伝えたいです。二年間本当にありがとうございました!
2024年(令和6年)3月卒業・大阪千代田短期大学・幼児教育学科『細川純平さん』
2022年度(令和4年度)第7期卒業生
本当の自分を見つけてくれた場所
私は、全日制高校に進学した後、体調を崩して不登校になりました。精神的にも追い詰められ転学を考えていた頃、奈良甘樫高等学院を訪れました。当時の状況を聞いた林先生は、「次の春からでも遅くないから、今は少しゆっくり休んだらどうかな」と言って下さいました。葛藤はありましたが、イチからやり直すことを決めたら、もつれた悩みの糸が緩み始めました。学院で過ごしていくうちに、見失っていた本来の自分の姿に出会えそうな希望が湧いてきました。それは、良い時も悪い時も先生方がいつも私たちを見守り、学びを支えて下さったお陰です。本当に感謝しています。体育や行事を通して、素敵な同級生や先輩、後輩とも出会えました。これから入学しようと思っている中学生や転入を考えている高校生の方々には「何の心配もいらないよ」と伝えたいです。私にとって最高の母校です!
2023年(令和5年)3月卒業・帝京平成大学・健康医療スポーツ学部『近藤優衣さん』
熱意と努力で夢のために
私は、一年生の秋、山形県から奈良甘樫高等学院へ転入してきました。理由は夢を叶えるためです。私の夢はプロサッカー選手になることです。そして、その目標のためスペイン留学を計画していましたが、突然のコロナ禍により断念せざるを得なくなりました。そんな失意の中、奈良クラブにスペインから優秀なコーチが着任したことを知り、奈良クラブのユースチームに加入して頑張ることにしたのです。学院の授業は短時間でもマンツーマンで質の高い授業を受けることができ、先生方も私のサッカー活動を様々に応援してくださって、三年生になる頃にはトップチームの練習や練習試合にも参加できるようになりました。夢の実現に近づいたと思える三年間でしたが、同時にその厳しさを知った三年間でもありました。私は夢半ばです、大学進学後はさらに力をつけ、夢を叶えたいと思っています。寂しい時もくじけそうになる時もありましたが、必ず夢を叶えて、私を支えてくださった先生方に恩返しができるよう頑張ります。そして、道は自分の熱意と努力で繋がっていることを証明したいと思います。
2023年(令和5年)3月卒業・東京農業大学・国際食料情報学部『丹野智章さん』
自分らしくいられる場所
私は中学生の時に不登校になりました。はっきりとした理由も分からず、学校に行けなくなった自分に対する苛立ちと、将来に対する不安を抱えた日々を過ごしていました。高校進学を考えた際に、奈良甘樫高等学院を知り、自分のペースで通えることに魅力を感じたので入学することを決めました。最初は、今まで経験してきた学校生活とは全く違う環境に戸惑いもあったのですが、次第に誰かと比べられることもなく、自分らしくいられることに安心感を覚え、居心地のいい場所になりました。進路を決める際も、たくさん一緒に考えてくださり、私にとって一番良い選択が出来たと思います。この学院で過ごした日々を胸に、自分の夢に向かって精一杯努力していきます。三年間本当にありがとうございました。
2023年(令和5年)3月卒業・東方学園専門学校・テレビ美術科『和田琴織さん』
2021年度(令和3年度)第6期卒業生
話すことが楽しくなりました
私は中学生の時に不登校になりました。三年生に進級し進路について悩んでいた時、自分のペースで登校できる奈良甘樫高等学院に進学しました。入学当初は、緊張と不安でいっぱいでしたが、先生方が親身になって相談にのってくださったおかげで、授業や勉強もはかどり、安心して学校生活を送ることができました。特に課外活動の古典読書会に参加し、先生や参加したメンバーと源氏物語や平家物語について意見交換できたことがよかったです。話すことが苦手だった私が読書会のおかげで自分の意見が言えるようになり、人と話すことが楽しいと思えるようになりました。先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。三年間本当にありがとうございました。
2022年(令和4年)3月卒業・大阪樟蔭女子大学・学芸学部『櫻本苑子さん』
大好きな学校
私は高校一年生で奈良甘樫高等学院に転入しました。転入する際、先生が「紹介も何もないから、きっと拍子抜けするよ」とおっしゃったのを覚えています。本当に何もなかったです。それまで必死になって「頑張らなきゃいけない」と思っていた自己紹介も友だち作りも「頑張らなくていいんだ」と目から鱗が落ちるようでした。拍子抜けというより、肩の荷が下りたような感覚でした。教室の雰囲気も静かで明るく、無理に話さなくてもいいような、そんな空間が心地よかったです。行事に参加すれば暖かく迎えてくれ、次第に色々な人と話をするようになりました。友達ができたのは三年生になってからでしたが、充実した学校生活だったと胸を張って言えます。教育熱心な先生方の元、不安だった進路や大学受験も無事乗り越え、ついに卒業の日が来てしまいました。大好きな学校を卒業するのはとても寂しいです。三年間本当にありがとうございました!また遊びに行きます!
2022年(令和4年)3月卒業・大阪芸術大学・芸術学部『柴未千流さん』
将来を考える時間
私は体調面の理由で不登校になり、家からも出ないような生活をしていたとき、奈良甘樫高等学院に入学しました。入学当時は勉強面、体調面、精神面などあらゆる面で不安がありましたが、自由に登校でき、登校するとそっと話しかけてくれる先生がいてくれ、全くストレスなく三年間通うことができました。また、入学してからずっと将来に不安がありましたが、先生方や卒業生の先輩達、講演に来てくれた皆さんの話を聞くうちに色々な選択肢があることに気づかされ、自分の最も気に入った納得できる進路を見つけることもできました。私にとって高校時代は自分の将来について深く考えるよい機会になりました。三年間にお世話になった方々に感謝し、新たな場所でも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
2022年(令和4年)3月卒業・酪農学園大学・農食環境学群『増田皓洋さん』
2020年度(令和2年度)第5期卒業生
自分と向き合えた時間
私は中学一年生の時に不登校になりました。中学校の三年間ほとんど勉強していなくて、この先どうなってしまうのだろうととても不安でした。そんな時、姉が卒業生である奈良甘樫高等学院に相談に行きました。私は読み書きに障害があり、高校生活をきちんとやっていけるのか不安でしたが、奈良甘樫高等学院では先生方がマンツーマンで授業をしてくれるので、わからない所もすぐに聞くことができ、授業についていくことができるようになりました。心がしんどくて学校に行けない時も、自分のペースで大丈夫だからいつでもおいでと先生方は常にやさしく励ましてくれました。先生方のおかげで自分の心と向き合う事ができ、自分のやりたい事を見つけることができたのだと思います。
2021年(令和3年)3月卒業・なら食と農の魅力創造国際大学校『山口琢真さん』
心優しい同級生たち
私は高校二年生の時、奈良甘樫高等学院に転入学しました。学校行事や体育実技で皆が集まる時、私はとても緊張しました。しかし、学院の皆さんはとても優しく、私もその中に自然に溶け込むことができました。進路についても先生がしっかり相談に乗ってくれ、一緒に考えてくださいました。林先生は私の可能性を否定せず、行きたいと思った大学に行けるよう応援してくれました。自分のペースで登校することができ、親身になってくださる先生方がいてくれ、学校の雰囲気もよく、納得して進路を決めることができました。今は転入をしてとてもよかったと思っています。
2021年(令和3年)3月卒業・摂南大学・法学部『村瀬有希乃さん』
2019年度(令和元年度)第4期卒業生
安心できる居場所
私はなかなか学校に通うことが出来ず、高校一年生の終わりに奈良甘樫高等学院に転学することを決めました。初めは不安や緊張でいっぱいでしたが、様々な経験をしていくなかでいつの間にか学校に通うことが楽しくなり、私にとって安心できる居場所になっていました。キラキラした青春ではなかったかもしれませんが、とても深く濃い時間を過ごすことが出来ました。学院での三年間はかけがえのない大切な思い出です。いつも私たちに寄り添ってくださった先生方、本当にありがとうございました。私はこれから新たな場所に旅立ちますが、後輩の皆さんが素敵な高校生活を送れるよう応援しています。
2020年(令和2年)3月卒業・関西福祉科学大学・保健医療学部『山本美優さん』
未来への道しるべ
中学生の頃、人間不信になり、勉強にもついていけなくなり、不登校となった私の道しるべになったのが、奈良甘樫高等学院でした。入学当初に抱いていた不安は、優しく接してくださった先生方や先輩方、同級生たちのおかげで消え、無理なく登校できるようになりました。多彩な学校行事では、たくさんの方々と出会い、親交を深めることもできました。特に講演で来校された西山さんや久保先生のお話には感銘を受けました。三年間、いつも私たち生徒を第一に想い、支えて下さった先生方、本当にありがとうございました。進学先でも新しい未来へ前を向いて一歩ずつ歩んでいきたいと思います。
2020年(令和2年)3月卒業・大阪情報コンピュータ専門学校システムエンジニア専攻『西澤晃一さん』
2018年度(平成30年度)第3期卒業生
未来に繋がる三年間でした
中学生から不登校になり、体調面や学習の遅れに不安があったので、自分のペースに合わせて登校できる、奈良甘樫高等学院に進学しました。最初は、久しぶりの学校生活ということもあり、なかなか慣れることができませんでしたが、先生方のサポートのお蔭で、勉強することや登校することが、楽しみになっていきました。また、通信制だからといって行事が無いということはなく、校外学習や課外授業、講演会や演奏会など、色々なことを経験できる機会を設けていただきました。進路指導やキャリアデザインについても、親身になって考えてくださり、自分にとって一番よい選択ができたと思います。本当にありがとうございました。
2019年(平成31年)3月卒業・武庫川女子大学・文学部『小笠原風花さん』
私たちは最初の新入生でした
中学校の卒業が迫り、進学について悩んでいた時、奈良甘樫高等学院が開校しました。学院は自分のペースで通うことができ、幅広く色々な分野の勉強もできて、学校行事や実習ではとても楽しい時間を過ごすことができました。そして、何より私の可能性をどこまでも信じてくれる先生や同じ悩みを持っている友達に出会えたので、入学してほんとうによかったと思っています。不安一杯の大学受験でしたが、合格まで三年間、導いてくださってありがとうございました。四月からは大学でこれまでずっと抱いてきた夢に向かって、しっかり頑張っていきたいと思います。
2019年(平成31年)3月卒業・関西福祉科学大学・健康福祉学部『廣田愛弓さん』
2017年度(平成29年度)第2期卒業生
充実した高校時代でした
正直、私は奈良甘樫高等学院へ入学した当初は登校できるか、勉強についていけるかと不安でした。しかし、先生方は、分からないところは分かるまで、一人ひとりのペースに合わせて丁寧にご指導くださるので、段々と自信を持って学べるようになりました。また、校外学習や特別講義などを通して学ぶことも多く、様々な体験ができる機会も多くあったと思います。入学してから卒業までの三年間はあっという間に過ぎていったように思いますが、今振り帰ってみると、とても楽しく、自分自身が成長できた三年間だったと思います。
2018年(平成30年)3月卒業・天理大学・人間学部『福若未来さん』
卒業は寂しい
私は中学生の頃、クラスの雰囲気に馴染めず、長く不登校でした。そして、このままのペースでは全日制の高校に通うことは難しいと感じたため、奈良甘樫高等学院へ進学しました。最初は体調面の不安もあったので、在宅学習を中心に、わかりづらい部分は登校して先生方に教わる形で学んでいました。二年次からは少しずつ特別講義や校外学習などに参加し、人と関わる中で、より体験的に学習することができました。私は四月から大学生です。学院での学校生活は久しぶりに楽しいと思えるものだったので、その環境から離れることは少し寂しいのですが、学院での経験を励みに、学生生活を送っていきたいと思っています。
2018年(平成30年)3月卒業
自分の目標を大切に
私は他の高校から奈良甘樫高等学院に転入学してきました。転学する前は不安がいっぱいでしたが、先生方に支えらえながら無事に卒業することができました。教室にいるのがしんどい時もありましたが、「自分のペースで大丈夫」と常に言っていただき、三年生の後半には自信を持つことができるようになりました。本当に、こんな自分を支えていただき感謝しています。進路研究の時も、自分の目標を応援していただいたので、モチベーションがとても上がりました。自分自身で選んだ進路ですので、精一杯頑張りたいと思います。後輩の皆さんも自分の目標を大切に、よい学校生活を送ってほしいと願っています。
2018年(平成30年)3月卒業
2016年度(平成28年度)第1期卒業生
懐かしい高校時代
私が中学校に登校できなくなって悩んでいた時、母が薦めてくれたのが奈良甘樫高等学院でした。奈良甘樫高等学院の授業は個別指導が徹底しているので、特別苦手な教科のある私でもきちんと理解することができました。学校の雰囲気は自由で和やか、とても居心地のよい教室で、自然と登校でき、先生も「全日制の学校にしようか」と笑っておられました。私は進学し、楽しく忙しい学生生活を送っていますが、先生との距離が近く、すぐになんでも相談できた高校時代が、時々無性に懐かしくなります。
2017年(平成29年)3月卒業
安心して学べる環境
私は中学校で不登校になりました。一旦全日制の高校へ進学しましたが、どうしても登校ができず、進路変更をせざるを得なくなりました。そんな失意の中、奈良甘樫高等学院と出会い、お世話になることができました。奈良甘樫高等学院はベテランの先生方が多く、先生方は私たち一人ひとりの気持ちを大切にし、安心して学習できるようにしてくれました。進路についても親切で丁寧なマンツーマン指導で、不安な気持ちやプレッシャーを乗り越えることができました。
私は大学に進学し、サークル活動にも参加して充実した学生生活を送っています。後輩の皆さんも是非後に続いてください。私たち奈良甘樫高等学院の「第1期生」が応援しています!
2017年(平成29年)3月卒業
保護者様の声・VOICE
温かい学校と先生方
娘は名門校と言われる高校へ進学し、順風満帆に見えた高校生活のスタートでしたが、徐々に顔色が悪くなり、案じていたところ、昇降口で倒れてしまい、以後はなんとか登校しようとすると吐き気やめまいに襲われ、まったく登校できなくなってしまいました。学校の助力に期待しましたが、入学時はにこやかに見えた担任の先生も学校も別人のように冷淡に変わり、暗に転学をほのめかすばかりで絶望してしまいたい心境でした。それでも合同説明会などに参加して、転入先を探しましたが、手間がかかるとみなされたのか、更に冷淡な対応で、説明会に参加しては落ち込んで帰ってくる有様でした。そのような中、先生と出会い、温かく迎えていただき、にこりともしない娘と辛抱強く関わってくださったことを心より感謝いたします。卒業式の娘の輝くような笑顔を忘れることはできません。林先生のご健勝と奈良甘樫高等学院の益々のご発展をお祈り申し上げます。これからも私たち親子の様に困り果てている方たちの力になってあげてください。本当にありがとうございました。
2024年(令和6年)3月卒業生・保護者
かけがえのない時間
目標だった公立高校を無事に合格し、喜んでいたのも束の間、もともとあった起立性調節障害が悪化し、全日制の高校には、二学期から通えなくなってしまいました。親子共々、これからどうすればいいのだろうと、どん底にいましたが、そんな中、奈良甘樫高等学院を訪れ、先生にお会いした途端に、子ども自身がここへ行きたいと言いました。先生の温かく、生徒一人ひとりを大切にしてくださるお人柄はすぐに伝わってきて、子どもも私も安堵したのを思い出します。この学校で過ごした3年間は子どもにとっても、私にとっても、なくてはならない時間になりました。本当にありがとうございました。
2023年(令和5年)3月卒業生・保護者
人間力を身に着けてくれました
私の息子は奈良甘樫高等学院で学力や人間力を身に着けていきました。ここまで成長してくれてありがとうの言葉を贈ります。学院の先生方は息子を根気強く見守り、一人前の社会人となれるよう育ててくださいました。心の仕上げの大切な時期に、寄り添ってくださった先生方に心から感謝いたします。高校生活としては、コロナ禍のため思いっきり力を発揮する機会が少なかったことが残念で仕方ありませんが、これからは奈良甘樫高等学院で培った力を最大限に発揮し、自分のペースで、様々な課題を一つひとつ乗り越えていってほしいと思います。本当にありがとうございました。
2022年(令和4年)3月卒業生・保護者
息子が自ら選んだ学校
私の息子は小学校一年生の時に学習障害が見つかり、読み書きが苦手でした。小学校は担任の先生の配慮もあってなんとか登校できていましたが、中学校に入学すると学習についていけなくなり、友達から読み書き障害のことでからかわれて不登校になり、三年間学校に通うことができませんでした。高校進学もどうしようかと悩んでいたところ、息子は姉がお世話になっていた奈良甘樫高等学院に自分も行きたいとはっきり言いました。姉から話を聞いてどんな学校か知っていたようです。学院に入学後は個別指導なので課題も問題なくこなし自信がついたのか、アルバイトも初めて、原付の免許も取り、高校生活を楽しんでいます。卒業後の進路も決まりました。この三年間にすっかり成長してたくましくなった息子の姿を見て、林先生をはじめとしてお世話になった学院の先生方に本当に感謝しています。ありがとうございました。
2021年(令和3年)3月卒業生・保護者
生徒第一の素敵な学校
娘は高校一年生の二学期、奈良甘樫高等学院に転学してきました。学校ではレポートの提出や試験などいつもギリギリで先生に心配ばかりかけていました。彼女ひとりのためにオープンキャンパスにも一緒に行ってくださいました。先生はいつも彼女の考えを聞いて寄り添ってご指導くださいました。不思議だったのが、体育嫌いの娘が「楽しい!」と言って皆勤に近いほど授業に出ていたことです。特別活動や課外活動にも積極的に参加できるようになりました。生徒本位の学校!楽しいことがいっぱい!生徒一人ひとりに寄り添ってきめ細やかなご指導をしてくださりありがとうございました。今日のこの日を迎えられたことに感謝いたします。
2020年(令和2年)3月卒業生・保護者
希望を持てるようになりました
先生にお世話になる以前、私たち親子は非常に厳しい状態にありました。学校に登校できないだけでなく、外出もせず部屋に閉じこもり、口も利かず顔も見せない日々が続くようになりました。少しでも可能性があればと思い、車に押し込むようにして、都市部の大きな病院の高名なドクターの診察を受けさせたり、有名なカウンセラーのカウンセリングを受けさせることもしましたが、状況は全く改善されず、暗澹たる気持ちで毎日を過ごしておりました。そんな時、先生に出会い、お世話になることができました。以後の回復ぶりは先生もご存知のとおりです。先生には感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。
2019年(平成31年)3月卒業生・保護者
未来が開けた学校
今春、息子が晴れて、奈良甘樫高等学院を卒業いたしました。中学一年生で不登校となり、全日制の高校に進学したものの、再び登校できなくなりました。転学を考える中で、先生とお会いしてお話をうかがい、教育方針を聞いて、安心して通えるのではと思い転学を決めました。はじめは無理なく自分のペースで、肝心な時は、先生からの叱咤激励を受け、苦手な勉強にも取り組めました。学業はもちろんですが、先生方と関わることで、息子が前向きに、徐々に自信をつけた結果、進学に繋がったことを、嬉しく思っております。まだまだ、通過点ではありますが、これまでご指導くださり、本当にありがとうございました。
2018年(平成30年)3月卒業生・保護者
自分の居場所を見つけられる
この度、息子は奈良甘樫高等学院を無事卒業し、第一志望だった大学に進学しました。別の高校からの転入で不安一杯でしたが、先生の人柄を信頼して入学を決めました。息子はやっと「自分の居場所」を見つけたようで、自分のなりのペースで、楽しんで学校に通えるようになりました。親として、息子の居場所ができ、本当に「ホッ」としました。また、進路を考える時も、毎回大学のオープンキャンパスや説明会に先生も参加くださり、本当に心強く思いました。進路も決まり、楽しく高校生活を送れたのも、先生方が親身になり、話を聞いてくれて、励ましてくださったからだと思います。本当にありがとうございました。
2017年(平成29年)3月卒業生・保護者
ひさかたの天の香具山このゆふべ霞たなびく春立つらしも(万葉集・巻十・柿本人麻呂歌集)
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